「髪の内側はそれほど気にならないのに、表面だけチリチリする」
「表面に細かい毛がふわふわ出てきて、髪がきれいに見えない」
このようなお悩みをいただくことがあります。
髪の表面だけがチリチリ・パヤパヤする場合、原因は一つではありません。
マンツーマン美容室ojiko.でお客様の髪を見ていると、紫外線などによるダメージの蓄積が関係していると考えられるケースも多くあります。
一方で、もともとのくせ毛が湿気によって表面に出ている場合もあります。
今回は、表面の髪だけがチリチリする原因と、くせ毛とダメージを見分ける目安、そして対処法について解説します。
表面の髪は紫外線の影響を受けやすい
髪の表面は、内側の髪に比べて紫外線など外部からの影響を受けやすい部分です。
毎日の生活の中で少しずつダメージが蓄積すると、髪の表面が乾燥してまとまりにくくなることがあります。
そのため、内側の髪は比較的きれいなのに、表面だけチリチリしているという状態になることがあります。
特に長い髪の場合、毛先ほど長期間さまざまなダメージを受けているため、髪の状態には場所によって差が出ることもあります。
ダメージで乾燥すると湿気の影響も受けやすくなる
ダメージによって髪の状態が変化すると、水分の影響を受けやすくなることがあります。
そのため、乾燥してまとまりにくくなった髪が湿気を含むことで、表面のチリチリやパヤパヤがさらに目立つことがあります。
「乾燥しているのに、湿気があるとさらに広がる」というのは、一見すると反対のようですが、ダメージした髪では起こることがあります。
くせ毛によるチリチリとの違いは?
表面のチリチリが、くせ毛によるものなのかダメージによるものなのかは、実際の髪を見ないと正確に判断することはできません。
ただ、マンツーマン美容室ojiko.では一つの目安として、湿度によって状態がどのくらい変化するかを確認しています。
普段は比較的収まっているのに、雨の日や湿気が多い日にふわふわと広がってくる場合は、もともとのクセが影響している可能性があります。
反対に、天候にあまり関係なく常に表面がチリチリ・パヤパヤしている場合は、ダメージの影響も考えます。
ただし、クセとダメージの両方が重なっている場合もあるため、これはあくまで一つの判断材料です。
表面だけアイロンを通す方法もある
表面のチリチリが気になる場合、最も簡単な対処法の一つが、気になる表面だけヘアアイロンを通す方法です。
髪全体にアイロンをかける必要はなく、チリチリしている表面を薄く取って整えるだけでも、見た目の印象は変わります。
ただし、毎日高温のアイロンを使用すると、その熱によってさらにダメージが蓄積する可能性があります。
必要以上に高温にせず、同じ場所へ何度もアイロンを通さないことが大切です。
くせ毛が原因なら表面だけ縮毛矯正する方法も
湿気があるたびに表面がチリチリして、毎日のようにアイロンを使用しているのであれば、縮毛矯正も選択肢になります。
必ずしも髪全体に縮毛矯正をする必要はありません。
表面の気になる部分だけ、強く伸ばしすぎないようにゆるく縮毛矯正するという方法もあります。
表面のパヤパヤした髪と縮毛矯正については、「表面のパヤパヤした髪に縮毛矯正は有効?」でも詳しく解説しています。
ダメージしている髪への縮毛矯正は慎重に
ここで注意したいのが、表面のチリチリがダメージによって起きている場合です。
縮毛矯正は髪に薬剤と熱を使用する施術なので、すでにダメージが大きい髪へ行う場合は慎重な判断が必要です。
表面がチリチリしているからといって、必ず縮毛矯正をすれば改善できるわけではありません。
髪のダメージ状態を確認したうえで、薬剤の強さやアイロンの温度などを調整する必要があります。
ダメージした髪そのものについては、「髪は一度傷むと元に戻る?トリートメントで補修できる範囲を美容師が解説」も参考にしてみてください。
オイルだけでは改善しにくいこともある
チリチリした髪を見ると、まずヘアオイルで抑えようとする方も多いと思います。
オイルによって一時的にツヤやまとまりを出せることはありますが、クセやダメージによって髪そのものがチリチリしている場合、オイルだけで十分に収めるのは難しいと感じます。
その場合は、表面だけアイロンで整える、髪の状態によっては縮毛矯正を検討するなど、原因に合わせて対処した方が仕上がりを改善しやすくなります。
表面のチリチリは原因を見極めることが大切
表面の髪だけがチリチリする場合、紫外線などによるダメージの蓄積や、もともとのくせ毛など複数の原因が考えられます。
一つの目安として、湿気が多いときにふわふわしてくるのであればクセ、天候に関係なく常にチリチリしているのであればダメージという見方があります。
ただし、実際には両方が重なっていることもあります。
表面だけアイロンを通すことで対応できる場合もあれば、くせ毛が原因なら表面だけゆるく縮毛矯正をする方法もあります。
大切なのは「チリチリしているから縮毛矯正」と決めるのではなく、まず髪の状態と原因を確認することです。
マンツーマン美容室ojiko.では、表面の髪の状態やダメージ、クセの出方を確認しながら、その方に合った方法をご提案しています。

