「仕事や学校の都合で、短期間だけ髪を黒くしたい」
「1か月くらい黒くして、そのあとまた明るくすることはできますか?」
このようなご相談をいただくことがあります。
結論からお伝えすると、1か月程度を目安に髪を暗くして、その後また明るくしやすいようにカラーすることは可能です。
ただし、1週間だけ黒くして完全に元の色へ戻す、といった細かなコントロールは難しくなります。
また、短期間だけ暗くしたい場合は、単純に黒染めをすればいいというわけではありません。
今後また明るくする予定があるのであれば、暗くするときにどのような色素を使うかがとても重要です。
今回は、短期間だけ髪を黒くしたい場合のカラー方法や、その後また明るくするときの注意点についてご紹介します。
短期間だけ黒染めすることはできる?
短期間だけ髪を暗くすること自体は可能です。
ただし、「1週間後には完全に元の明るさに戻したい」という場合は、カラーだけで正確に調整するのは難しいと考えています。
一方で、1か月程度を目安に徐々に色落ちするようなカラーであれば対応しやすくなります。
大切なのは、どのくらいの期間暗くしておきたいのかを、カラーする前に美容師へ伝えることです。
短期間だけなら普通の黒染めは避けた方がいい?
「黒くしたい」と聞くと、黒染めをイメージする方も多いと思います。
しかし、1か月後や数か月後にまた明るくしたいのであれば、暗くするときのカラー剤選びには注意が必要です。
特に濃いブラウン系の色素を使ってしっかりトーンダウンすると、その色素が髪に残り、その後明るくしようとしてもなかなか明るくならないことがあります。
そのため、マンツーマン美容室ojiko.では、今後明るくする予定がある方には、その予定まで考えたカラーリングを行うことが大切だと考えています。
濃い寒色系を使って暗くする方法もある
短期間だけ暗くしたい場合には、濃い寒色系の色素を使ってトーンダウンする方法があります。
ブラウン系の色素を多く使って暗くすると、次回明るくするときに色素が残って明るくしにくいことがあります。
そこで、今後また明るくすることを前提として、濃い寒色系を使いながら暗く見せる方法があります。
この方法なら、暗く見せながら、その後のカラーで色を落としやすい状態を作ることができます。
ただし、元の髪の明るさやダメージ、これまでのカラー履歴によって仕上がりや色落ちのスピードは変わります。
暗くしたあと元の明るさに戻すことはできる?
短期間だけ暗くしたあと、再び髪を明るくすることは可能です。
ただし、どのような薬剤で暗くしたかによって、明るく戻すときの難しさが変わります。
暗くするときから「次は明るくする」という予定が分かっていれば、それを考慮してカラー剤を選ぶことができます。
反対に、しっかりと黒染めをしたあとで「やっぱりすぐ明るくしたい」となると、希望する明るさにするために複数回の施術が必要になったり、髪への負担が大きくなったりすることがあります。
暗くする時点で、その次のカラーまで考えておくことが大切です。
「黒くしたい」ときに美容師へ伝えてほしいこと
短期間だけ髪を暗くしたい場合、マンツーマン美容室ojiko.では主に次の2点を確認します。
- どのくらいの期間、暗い状態を持たせたいのか
- 今後また髪を明るくする予定があるのか
例えば、「これからずっと黒髪でいい」という方と、「1か月後にはまた明るくしたい」という方では、同じ黒っぽい仕上がりを希望していてもカラー剤の選び方は変わります。
そのため、「今日は黒くしてください」とだけ伝えるのではなく、「1か月だけ暗くしたい」「その後は○レベルくらいまで明るくしたい」など、今後の予定まで伝えておくのがおすすめです。
*カラー後に髪が明るくなっていく仕組みや、褪色しやすいカラーについては、カラーがすぐ明るくなるのはなぜ?の記事でも詳しく解説しています。
短期間だけ黒くしたいなら最初のカラー設計が大切
短期間だけ髪を黒くしたい場合、1か月程度を目安に暗くして、その後また明るくしやすいようにカラーすることは可能です。
ただし、1週間だけ黒くして完全に元通りにするなど、色落ちするタイミングを正確にコントロールするのは難しくなります。
また、今後明るくする予定があるにもかかわらず、濃いブラウン系の色素でしっかり黒染めしてしまうと、その後のカラーに影響することがあります。
「どのくらい黒くしておきたいのか」「その後また明るくしたいのか」を美容師に伝え、それに合わせてカラー剤を選ぶことが大切です。
マンツーマン美容室ojiko.では、現在の髪色だけでなく、今後どのような髪色にしていきたいかも確認しながら、一人ひとりに合わせたヘアカラーをご提案しています。


