「髪を明るくしたいけれど、ブリーチはしたくない」
「ブリーチなしでも透明感のあるカラーはできますか?」
このようなご相談をいただくことがあります。
そんなときに、マンツーマン美容室ojiko.で選択肢の一つとして使用しているのが「アプリエカラー」です。
アプリエカラーの大きな特徴は、「PCパウダー」というパウダーを使用することで、透明感を出しながら髪を明るくしやすいことです。
特に、明るくしたいけれどブリーチは避けたい方や、赤みを抑えながら透明感のある髪色にしたい方におすすめしています。
今回は、アプリエカラーとはどのようなカラーなのか、普通のヘアカラーやブリーチとの違い、イルミナカラー・アディクシーカラーとの使い分けまで美容師が解説します。
アプリエカラーとは?
アプリエカラーは、ホーユーが展開しているヘアカラーです。
一般的なヘアカラーでは、基本的に1剤と2剤を混ぜて使用します。
アプリエでは、そこに「PCパウダー」を加えた3剤式のシステムが採用されています。
PCパウダーによってメラニン色素の分解を促進すると同時に発色を高めることで、髪を明るくしながら透明感のある色を表現しやすくなっています。
マンツーマン美容室ojiko.では、特に「透明感を出しながら明るくしたい」という場合に使用することがあります。
アプリエカラーの特徴「PCパウダー」とは?
アプリエカラーを理解するうえで大きなポイントになるのが、PCパウダーです。
通常の1剤・2剤にPCパウダーを加えることで、髪のメラニン色素の分解をサポートします。
髪を明るくするときには、髪がもともと持っているメラニン色素を分解する必要があります。
アプリエカラーでは、このメラニン色素へ働きかけながら同時にカラーを発色させることで、明るさと色味を一度のカラーで表現しやすくしています。
これが、アプリエカラーならではの特徴です。
ブリーチなしで明るくしたい方におすすめ
マンツーマン美容室ojiko.でアプリエカラーをおすすめする代表的なケースが、
「髪を明るくしたいけれど、ブリーチはしたくない」
という場合です。
ブリーチを使えば髪を大きく明るくすることができますが、その分髪へのダメージも大きくなります。
アプリエカラーはブリーチではありませんが、通常のヘアカラーの中でも髪を明るくしながら透明感のある色を表現しやすいカラーです。
そのため、ブリーチをするほどではないけれど、通常のカラーより明るさや透明感を出したい場合に選択肢になります。
赤みを抑えながら明るくしたい場合にも
日本人の髪は、明るくしていく途中で赤〜オレンジ系の色が出やすいことがあります。
アプリエカラーは、メラニン色素の分解段階で赤みを抑えながらカラーをすることで、グレイッシュな色や透明感のある仕上がりを表現しやすくなっています。
そのため、
- 明るくすると赤っぽくなりやすい
- オレンジっぽい髪色にしたくない
- 透明感のあるカラーにしたい
- グレイッシュな髪色にしたい
という方にもおすすめです。
赤みが出やすい髪質については、赤みが出やすい髪質とは?赤みを抑えるカラー方法を美容師が解説でも詳しくご紹介しています。
アプリエカラーならブリーチと同じくらい明るくできる?
ここは誤解しやすいところですが、アプリエカラーはブリーチではありません。
通常のカラーより明るさを出しやすいからといって、ブリーチと同じようにどこまでも明るくできるわけではありません。
希望する明るさや現在の髪の状態によっては、アプリエカラーだけでは希望する髪色まで明るくできないこともあります。
特に、非常に明るいカラーや、赤みをほとんど感じないハイトーンカラーを希望する場合には、ブリーチが必要になることがあります。
「ブリーチの代わり」ではなく、「ブリーチを使わずにできる範囲で、明るさと透明感を出したいときの選択肢」と考えると分かりやすいと思います。
アプリエカラーは髪が傷まない?
アプリエカラーにも髪へのダメージはあります。
髪を明るくするためには、髪が持っているメラニン色素を分解する必要があります。
基本的に、髪を明るくする力が強くなるほど、髪への負担についても考える必要があります。
そのため、「ブリーチを使わない=ダメージがない」という意味ではありません。
アプリエカラーを使用する場合も、現在の髪のダメージや過去のカラー履歴を確認したうえで施術することが大切です。
色落ちすると明るくなりやすい
アプリエカラーでもう一つ知っておいてほしいのが、色落ちしたときの明るさです。
アプリエカラーは髪のメラニン色素を分解して明るくしながら、同時にカラーの色素を入れています。
染めた直後は希望する色味に仕上がっていても、時間が経ってカラーの色素が抜けてくると、明るくなったベースの髪が見えてきます。
そのため、色落ちすると染めた直後より明るく感じることがあります。
「暗く染めてもすぐ明るくなる」という現象にも、こうしたカラーによるトーンアップが関係することがあります。
詳しくは、暗く染めてもすぐ明るくなるのはなぜ?カラーが抜けやすい原因を美容師が解説でもご紹介しています。
イルミナカラーとの違いは?
マンツーマン美容室ojiko.では、アプリエカラー以外にもイルミナカラーを使用しています。
ojiko.では、ツヤ感や柔らかな色合いを重視したい場合にはイルミナカラーをおすすめすることがあります。
一方、アプリエカラーは透明感を出しながら髪を明るくしたい場合におすすめです。
- ツヤ・柔らかな色合いを重視 → イルミナカラー
- 透明感を出しながら明るくしたい → アプリエカラー
というように、希望する仕上がりによって使い分けています。
イルミナカラーについては、イルミナカラーとは?ツヤと柔らかな色合いが特徴のヘアカラーを美容師が解説で詳しくご紹介しています。
アディクシーカラーとの違いは?
アディクシーカラーも、赤みを抑えた透明感のあるカラーを作りたいときに使用するカラー剤です。
ただし、ojiko.では目的によって使い分けています。
赤みをよりしっかり抑えた高彩度なカラーにしたい場合はアディクシーカラー、透明感を出しながら明るくしたい場合はアプリエカラーというのが一つの目安です。
- 高彩度・赤みをしっかり抑えたい → アディクシーカラー
- 透明感を出しながら明るくしたい → アプリエカラー
アディクシーカラーについては、アディクシーカラーとは?赤みを抑えた高彩度カラーを美容師が解説で詳しくご紹介しています。
アプリエカラーと(R)カラーを組み合わせることもできる
アプリエカラーと(R)カラーを組み合わせて施術することもできます。
(R)カラーは、通常のカラーに専用の薬剤とトリートメントを組み合わせ、色持ち・ツヤ・手触りの向上を目指すメニューです。
アプリエカラーで明るさと透明感を出しながら、色持ちや手触りも重視したい場合にはおすすめです。
詳しくは、(R)カラーとは?色持ち・ツヤ・手触りを良くするヘアカラーを美容師が解説でご紹介しています。
アプリエカラーはこんな方におすすめ
マンツーマン美容室ojiko.では、アプリエカラーを特に次のような方におすすめしています。
- 髪を明るくしたいけれどブリーチはしたくない
- 透明感のある髪色にしたい
- 赤みを抑えながら明るくしたい
- グレイッシュなカラーにしたい
- 通常のカラーでは明るさが物足りない
アプリエカラーの大きな特徴は、PCパウダーを使用した3剤式によって、透明感を出しながら髪を明るくしやすいことです。
一方で、髪を明るくする力が強い分ダメージへの配慮は必要ですし、ブリーチほど明るくできるわけではありません。
また、色が抜けると明るくなったベースが見えてくるため、色落ち後の明るさまで考えてカラーすることも大切です。
「ブリーチはしたくない。でも、できるだけ明るく透明感のあるカラーにしたい」という方には、アプリエカラーはおすすめの選択肢です。


