「トリートメントをすれば傷んだ髪は治るの?」
「美容室のトリートメントは、自宅でするものと何が違う?」
「何度トリートメントをしても髪がパサパサするのはなぜ?」
このような疑問を持つ方も多いと思います。
結論からお伝えすると、一度傷んだ髪をトリートメントで元の健康な状態に戻すことはできません。
ただし、トリートメントに意味がないというわけではありません。
トリートメントには、傷んだ髪をある程度補修し、手触りやまとまりを改善する効果が期待できます。
また、美容室で行うトリートメントと自宅で使うトリートメントでは、補修効果の持続期間にも違いがあります。
今回は、トリートメントで髪はどこまで補修できるのか、美容室と自宅のトリートメントの違い、補修が難しい髪の状態について、マンツーマン美容室ojiko.が解説します。
トリートメントで傷んだ髪は治る?
残念ながら、トリートメントで傷んだ髪を完全に治すことはできません。
髪の毛は、肌のように傷ついた部分を自分で修復することができないためです。
例えば、カラーやブリーチ、縮毛矯正などによって髪の内部成分が失われたり、表面のキューティクルが損傷したりした場合、それらを元の状態に完全に戻すことはできません。
しかし、トリートメントによって傷んだ部分を補修し、髪の手触りや見た目を改善することは可能です。
「髪を治すこと」と「髪を補修すること」は、似ているようで違います。
この違いを理解しておくことが、トリートメントを上手に活用するためのポイントです。
髪のダメージが元に戻らない理由については、「髪は一度傷むと元に戻る?トリートメントで補修できる範囲を美容師が解説」でも詳しく紹介しています。
トリートメントは髪の何を補修している?
トリートメントには、髪の内部や表面に作用するさまざまな成分が配合されています。
製品によって仕組みは異なりますが、主に次のような効果が期待できます。
- 髪の内部のダメージ部分を補修する
- 髪の表面を整えて摩擦を軽減する
- 指通りや手触りを改善する
- パサつきや広がりを抑えてまとまりやすくする
- 髪にツヤを出しやすくする
例えば、カラーや縮毛矯正によってパサついた髪でも、トリートメントをすることで指通りが良くなったり、毛先がまとまりやすくなったりすることがあります。
ただし、これは傷んだ髪が完全に健康な状態に戻ったという意味ではありません。
トリートメントの成分によって、一時的に髪の状態が整えられていると考えると分かりやすいと思います。
美容室のトリートメントと自宅のトリートメントの違い
美容室で行うトリートメントと、自宅で使うトリートメントには、さまざまな違いがあります。
マンツーマン美容室ojiko.が特に大きな違いだと考えているのは、補修効果の持続期間です。
自宅のトリートメントは毎日のケアが基本
自宅で使う一般的なトリートメントは、シャンプー後に使用することで、髪の手触りやまとまりを改善するものです。
ただし、効果は次のシャンプーなどによって薄れていくため、基本的には毎日のケアとして使うことをおすすめします。
マンツーマン美容室ojiko.では、一般的な自宅用トリートメントの効果は、1日程度を目安に考えています。
もちろん、製品によって持続性は異なりますが、毎日継続して使用することが大切です。
美容室のトリートメントは数週間持続することもある
一方、美容室で行うトリートメントは、複数の薬剤や補修成分を組み合わせて施術するものもあります。
そのため、自宅で使う一般的なトリートメントよりも、補修効果が長く続く場合があります。
マンツーマン美容室ojiko.では、サロントリートメントの効果は数週間程度持続することを一つの目安としています。
ただし、髪のダメージの状態や使用するトリートメント、日頃のヘアケアによって持続期間は変わります。
美容室のトリートメントを一度すれば、何週間も必ず同じ状態が続くというわけではありません。
美容室で補修した状態をできるだけ長く保つためにも、自宅でのヘアケアは重要です。
トリートメントをしても改善しにくい髪の状態とは?
トリートメントには補修効果がありますが、髪のダメージが大きすぎる場合は、十分な効果を感じにくいことがあります。
特に注意したいのが、次のような状態です。
乾いた状態でチリチリになっている髪
髪が乾いている状態でもチリチリしていたり、毛先が極端にパサついていたりする場合は、ダメージが大きく進行している可能性があります。
このような髪は、トリートメントで一時的に手触りが改善しても、効果が長続きしないことがあります。
もちろん、チリチリしている原因がすべてダメージとは限りません。
元々の髪質やクセによって、そのように見える場合もあるため、まずは原因を確認することが大切です。
濡れるとテロテロになる髪
もう一つ、補修が難しいと感じるのが、濡れた状態で髪が極端に柔らかくなり、テロテロとした質感になる場合です。
例えば、ブリーチや薬剤による施術を繰り返した髪では、内部の構造が大きく損傷していることがあります。
このような状態では、トリートメントをしても補修成分の効果が持続しにくく、比較的短期間で元の手触りに戻ってしまう場合があります。
マンツーマン美容室ojiko.でも、乾いた状態でチリチリしている髪や、濡れるとテロテロになるほど傷んだ髪は、トリートメントだけで改善することが難しいと考えています。
こうした状態では、無理に薬剤を使った施術を重ねず、髪への負担を減らすことが重要です。
トリートメントを続ければ、いつか髪は元に戻る?
トリートメントを繰り返しても、すでに傷んだ髪が元の健康な状態に戻るわけではありません。
ただし、継続的なケアによって髪の手触りやまとまりを保ち、日常生活での摩擦などによる負担を軽減することは期待できます。
例えば、髪が絡まりやすい状態を放置すると、ブラッシングの際に毛先が切れてしまうことがあります。
トリートメントで指通りを改善することは、このような物理的なダメージを減らすうえでも役立ちます。
つまり、トリートメントは傷んだ髪を治すものではありませんが、これ以上髪を傷めないためのケアとしても意味があります。
傷みすぎた髪はトリートメントよりカットが必要な場合もある
ダメージが大きく進行した髪は、トリートメントだけで扱いやすい状態にすることが難しい場合があります。
特に、毛先が絡まって切れてしまうような状態では、傷んだ部分を少しずつカットすることも選択肢になります。
もちろん、髪を伸ばしている途中であれば、できるだけ長さを残したいという方もいると思います。
その場合は、トリートメントで補修しながら、髪への負担を減らして伸ばしていく方法もあります。
ただし、傷んだ部分そのものが健康な髪に変わるわけではないため、最終的には新しく伸びてきた髪に入れ替えていく必要があります。
大切なのは、今の髪の状態に合わせて、トリートメントとカットを上手に組み合わせることだと思います。
トリートメントの効果を長持ちさせるには?
美容室でトリートメントをした後も、日頃のヘアケアによって効果の持続性は変わります。
特に意識していただきたいのは、髪に余計な負担をかけないことです。
- 洗浄力が強すぎるシャンプーを避ける
- シャンプー後はトリートメントを使用する
- 濡れた髪を強くこすらない
- ドライヤーで髪をしっかり乾かす
- ヘアアイロンを高温で長時間あてない
特に、カラーや縮毛矯正、ブリーチなどでダメージがある髪は、シャンプーの選び方にも注意が必要です。
洗浄力が強すぎるシャンプーを使い続けると、髪の乾燥やパサつきが気になりやすくなる場合があります。
シャンプーの洗浄力については、「洗浄力が強いシャンプーとは?見分け方や避けた方がいい髪を美容師が解説」でも紹介しています。
トリートメントは髪を治すものではなく、補修するもの
トリートメントで傷んだ髪を完全に治すことはできません。
しかし、補修によって手触りやまとまりを改善し、髪を扱いやすくすることは可能です。
一般的な自宅用トリートメントは毎日のケアとして使用し、美容室のトリートメントは数週間程度の持続を目安に考えると分かりやすいと思います。
ただし、乾いた状態でチリチリしていたり、濡れるとテロテロになるほど傷んでいたりする髪は、補修効果が持続しにくい場合があります。
そのような状態では、トリートメントだけに頼るのではなく、これ以上ダメージを増やさないことや、必要に応じて傷んだ部分をカットすることも大切です。
マンツーマン美容室ojiko.では、髪のダメージの状態に合わせて、トリートメントで補修できる範囲と、改善が難しい部分を見極めながらヘアケアをご提案しています。


